午前は寝ていた。基本眠い。逆らわずに寝ることにした。これまで頑張ってきた特権だ……。

『鴨之橋ロンの禁断推理』4まで見た。リボーンの作者というだけで読める。トリックがどうとか以前に、テンポ感と絵のよさで、気分がいい。

シャワーができたし、売店も聞けた。この院内で不自由なく過ごす、それがまず大切。逃げようとしたり、早く出たいと思ったりしないことだ。そんなことも思いつきもしないので、やはり病気なのだろう。

院内食はうまい。よく、これはどこから来たんだと考える。おばちゃん達が力入れて作っているのだろうか。こういうその場で能力を求められたり、打ち合わせに思いっきり時間が取れる仕事がいいな。前職の、計画時間なく、打ち合わせ時間なく進んでいく感じは、本当に辛い。生まれ変わったら、こういう仕事がしたい。

『くもをさがす』を読み終わった。病気しながら書いたライブ感と西さんワードに勇気づけられる。闘病先の幸せを受け取る難しさがある、というのは新しい目線。だからこそ、今の自分を生きるということに意味があるのだろう。

この病院、完全にバイオ2の後半のラボなんだよな。惜しむならリストタグが無いことくらいだ。自分含めてゾンビだが、リッカーやタイラントが出ないことを、おちゃらけて祈っておこう。


頼もしい、一歩。


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