2025年09月


仕事があまりにも押しに押したので、一周回って休みをムリヤリとった。その午後、『ルックバック』を観た。観てよかった。

まず、この映画を観た初めの感想は、「田舎の絵がめちゃくちゃキレイ」なことである。

漫画が題材の作品というのはいくらかある。特にぼくが見ていたのはジャンプでの「バクマン」か。しかし、ルックバックは、それよりももっと普遍的、人間関係や、過去への戻れなさというのがテーマのように思える。

だからこそ、漫画の表現は「あるある」を踏襲する形であり、学校の描写、田舎の描写、翻って都会の描写がものすごく丁寧であるということが、映画後半の流れに効いてくる。


【ルックバック感想あるある】

ぼくがこの映画を観る前の評判は、

・演出がすごい、これは映画の作り方自体に変革を起こすだろう。
・才能が、さらに上の才能と出会った時の、何とも言えない悔しさ、ままならなさがすごい。
・クリエイターは、絶対に一回は見た方がいい。

というようなものだった。

ぼくも、明らかにそっち(オタク気質の陰キャ)であるので、なんというか、もっとジメジメした、又吉直樹の『火花』みたいな、結局何物にもなれない悲哀、みたいなものを想像して入っていった。

当然、それを覆してくれたので、どう覆ったかを書いていく。


【結局、どこがよかったのか】

つまるところ、「圧倒的普遍性」がこの映画のキモであり、「才能がある/ない」「元気がある/ない」「人気がある/ない」「忍耐力がある/ない」なんてのは、スパイスですらない。

では、どこに普遍性があるのか。それはかの大きな出来事が起きた後、京本の部屋の前で、小学6年生の時に描いた漫画が、ジャンプから出てきた時。

この瞬間、この漫画を描いた時から、今までの、過去を振り返る。


そして、藤野は思う。


この映画を観ている人も思う。



「おまえなんでそんなこと続けてんの」



『ルックバック』本編では、なんだかよくわからない力で、京本の助けを借りながら、藤野はその答えにたどり着く。結局、生活は続いていく。

藤野の後悔と、京本の想いが、「漫画」を軸にクロスして、藤野のとった解釈はあえて言葉には出てこない。が、その解釈を観客に想像させるのも、またをかし、である。


しかしながら、「この映画を観ている人」の、答えは出ないままである。


多分、30才くらいまでに、負けず嫌いの人は、少なくとも何度かは考えたことがあるだろう。「いやいやなんでこんなこと続けてんの。」

藤野が「漫画なんてさぁ、つまんないし、めんどくさいし、描かない方がいいよ」と、つぶやく。これはまったくもって、現実の社会を生きる我々が、くり返しつぶやくことになる台詞である。

「じゃあなんで続けなきゃならないの。」

この理由を胸を張って言えるようになった人には、この『ルックバック』という作品は、とても陳腐で、怠惰で、退屈に見えるだろう。

しかし、実際にはそんな人はいない。

ある時、胸を張って理由を述べることができても、時がたてば、そんなものは平気で忘れてしまう。

藤野も、大きな出来事があったから、一度そう思っただけで、また「なんで漫画描いてるんだっけ」と思う時が来るのだろう。

その、よりどころを忘れてしまうことを、「人間の弱さ」ととるのか、「人間の強さ」ととるのか。

そして、あなたには、そのよりどころはあるのか。

人生の宿題になるような問いを、出すだけ出されて、日常に戻される。



ここまでセットで、『ルックバック』である。



【蛇足】
話の構成が「君の膵臓を食べたい」に似ているような、そうでもないような。
しかし、別の味がするので、「君の膵臓を食べたい」を読んだことがある人にも、とてもおすすめです。


医者に定期受診に行くと、「ガチの肩こり解消ストレッチ」を教えてもらえた。まず、頭、背中、腰、かかとを垂直に立った壁に押し付けて、正しい姿勢を作る。そのまま一歩前に出て、腕を横、上、前、腰、また横……とゆっくり動かしては止まり、ゆっくり動かしては止まり……とサイクルしていく。そのあと、顔を横に向けて5秒、逆に向けて5秒。正面向いて、横に倒して5秒、逆に倒して5秒。丁寧にやりたければ、柱にまたくっつけて変化を感じるのもよい。はじめはムリヤリ胸を張らされている感覚なのが、ストレッチをしたら、もはや胸を張っている方が自然になってしまう。それが本来なのだろう。肺に空気がめちゃくちゃに入ってくるのだ。あまりに空気が入ってくるので、ランニングが速くなってしまって、うれしい誤算である。

あと珍しいこととしては、ウロウロ外回りをした日であった。いや、自分がいなくてもどうにかなるように回しているつもりなので、やはり大した出来事は起きなかったようだった。なんだか、普段自分ちに行くことなんてありえないので、なんかよくわからないけど、うれしいのである。重ね重ね、なんだかわからないのだが。

最近暑すぎるので困るが、一周回ってさわやかさまである。また明日。


頼もしい、一歩。


まあまあ頑張ってマリオカートワールドへの意欲を高めつつある。よくよく考えたら、「一つのコースをくり返してタイムアタックを極める」のがこれまでのマリカーなのだが、ぼくはとにかくタイムアタックは嫌いで、グランプリの中で実践しながら高まるのが好きなのだ。グランプリはいくらでもできるが、タイムアタックは「仕方ねぇやるかぁ」ぐらいの気持ちでやるものなのだ。ぼくはマリオカートを通して、当意即妙ができることを示したいのだ。

ちょっと待ってくれ。シャドバビヨンドのcmが「アバターを改良してみんなで盛り上がろう」はあまりにもお粗末すぎるだろ。新パックとか、新システムとか、もっとあるだろうがよ。おしまいだよ、まずゲーム本編の面白さを磨いてくれ、それをおし出してくれ。

マリカに戻る。ワールドの道中が割と毎回変わって、コースが印象に残りにくいらしい。いいじゃないか!「コースをパッと見て、ピピピッと道中のルートを考える瞬間が一番楽しいんだから。くり返しが嫌いな僕に、ピッタリのゲームなのでは?と思える。

まあ一日としては、明らかに気圧が下がってしょうもない日だったな。カロナールを夕方に飲んだ瞬間、もう何も感じなくなった。なんなんだろうなコレは。薬一錠で治るくらいなら、初めから痛くなくなってほしいのだが。まあ、そんなことを言っても仕方がないかな。


頼もしい、一歩。


肩がなんだか痛い。なぜだろうか、ずっと筋肉がこわばっていて、いくら首を回してもスッとはしないし、キモチイイーとはならない。なんだろうな、プロ野球選手だったら背中のハリを感じたので休みますになるだろうと思う。

とりあえず朝からショッピングモールに行った。外でプールに入る予定があるので、ラッシュガードと、その対になるパンツを買った。フットマークとかいう聞いたこともないメーカーのものが、安く、まあ文句もないものだったので、3000×2を購入。なんだかものすごくいい買い物をした気になったが、Aのノースリーブシャツと合わせて、10000円の買い物になってしまって、何とも得をしたようには思えなかった。

昼にはメンチカツカレーを食べた。めちゃくちゃうまいなコレ。普通のカツとは違ってフワフワ力がものすごく、うまいうまい言いながら食べていたら、妻が「やわらかければなんでもいいんじゃない」と言ってきて、反証を挙げたかったが、全くもって思い浮かばない。2000円以上になる食べ物で、ハッキリ固いと言えるモノってある?ぜひコメントで教えてください。


頼もしい、一歩。


Aのこども園の運動会に行ってきた。運動会云々というより、30℃以上の体育館に2時間ほど存在し続けることの方がよっぽど厳しかった。麦茶を4L、デカい保冷剤がなければ、体調不良の可能性もあっただろう。妻GJである。競技的にはみんなそんなに動いたわけではないのだが、全員そろって昼寝する程度には、疲れてしまった。

Aはあれだけ家で高速移動していたのに、進撃の巨人走りで、特に速くもなんともなかったな。走りは技術、はっきりわかんだね。障害物競走は、意外とAが頑張って正しくやっていて驚いた。練習でどうにかなるもんなんやな。そして保護者競技で真剣にやったら、半周遅れから半周リードに爆アドをとる一端を担ってしまった。昔取った杵柄、はっきりわかんだね。

2日続けて巨vs西を見ているが、どっちも煮え切らない攻撃力で、何とも言えない試合だった。なんというか、せめて2ストライクまでは真剣にスイングかけてほしいし、一番それっぽかった外崎が、フォークに3球3空振りしてたの悲しかったな。完全な配球負けというか。頑張っている人が、実を結ばないのを見るのつらいが、それが勝負ってやつである。


頼もしい、一歩。

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