ぐちゃぐちゃ。考えが浮かび、子どもや妻や風呂や鬼滅に気をとられ、そのあとぐちゃぐちゃになる。夢、なんだっけ。金、欲しい、仕事って何?なんで働いてるの?その意味なんてない、こんなの、終わりにしてもしなくても変わりはない。じゃあなんで生きているのか。全ては資本主義の奴隷だ。なんで命を続ける必要があるのか、仕事をしたいのか、お金が欲しいのか、本当にわからない。欲というのはなんなのだ?やる気とはなんだ?どうしてやる気がなきゃいけないのだ?なぜ、やらなければいけないのだ?テレビ、なんで見ているのだ?楽しい、これも偽物の、作られたモノから生まれた作られた感情に過ぎず、本当にやりたいことってなんなんだ、本当に感じたい気持ちってなんなんだ?そんなもの、考えてもムダだってことはわかってる。そんなことに答えなんてないからだ。考えても意味のないことを自然と考えてしまうことの辛さが、わかってたまるか。他の人にはわからないだろう。何もベストフィットした答えがない世界、それが許せない。怒りに全てが変わったのも、わかったような気になって講釈を垂れている感じを読み取ってしまったからかもしれない。正しいことでこっちを縛るなよ。正論っぽい言葉でこっちを見るなよ。ここまで、自分の判断が正しい、正しい、と思ってやってきたことを、病気で踏みにじられたことのないやつに、何もわかるはずがないんだよ。全てのものに決別し、全てのものにバツをつけ、残るのは怒りをため込む心のみ。何がしたいんだよ、このかりそめだらけの世界で。かりそめの自分で。何もしたいと思わない、かりそめの自分で。


頼もしい、一歩。
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