虚無主義に囚われている。稼ぐ、虚しい。儲ける、虚しい。楽しい、虚しい。おいしい、虚しい。頑張る、虚しい。できる、虚しい。できない、虚しい。ゲーム、虚しい。スポーツ、虚しい。文章、虚しい。創作、虚しい。やる気、虚しい。ブログ、虚しい。動画、虚しい。見る、虚しい。やる、虚しい。料理、虚しい。読書、虚しい。仕事、虚しい。寝る、虚しい。勝てない、虚しい。薬を飲む、虚しい。病院、虚しい。音楽、虚しい。経営、虚しい。大企業、虚しい。会社、虚しい。学校、虚しい。片付け、虚しい。負け、虚しい。勝ち、虚しい。電気、虚しい。電話、虚しい。本、虚しい。できることがない、虚しい。やることがない、虚しい。食べたいことがない、虚しい。稼いでやりたい、成し遂げたいことはない、虚しい。時間がある、虚しい。うれしい、虚しい。節約、虚しい。上手に字を書くこと、虚しい。
野球、おもしろい。9回3ボール2ストライク2アウトというのは、なぜこんなにも心が踊る。結果が見えないというのはとても幸せなことである。自分のことはこんなにも虚しいのに、野球はこんなにおもしろく感じる。おもしろさや楽しさや安心のために生きているから、それが保証されてしまったら、それ以上にも以下にもならない。無痛主義は人間を殺す。生きていることと死んでいることを同質にする。小手先のライフハックというのは、心を殺して実益を取る方法なのかもしれない。ムダなこと、やろうではないか。ムダなことを、味わおうではないか。
頼もしい、一歩。
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