人の技、というものと、心に訴える力、というものの比較について考える。『蜜蜂と遠雷』では、明らかに技術という枠を超えた才能、「鳴らす力」というものに言及されている。今日、カラオケに行ったが、そこでは「正しく歌えるか」というよりも、「自分の中で歌に合わせて鳴らせるか」ということに注目したり、楽しんだりしている。スマブラもやっているが、ただ単にコマンド入力しているだけなのだが、魂の一振りのデンタルワイパー、ガーキャン上Bで、安定行動している中にはない、反転空後をヒットさせたバーストでの、魂の昇華を感じる。西武ライオンズは、8連敗の後に1勝、その前の試合で中心選手の涙のインタビューがあり、その上で臨んだ試合で勝つ、これも魂を感じる。
魂だけでは勝てない。技術があっても勝てない。技術は必要。では、確かに感じる魂とは何なのだろう?答えは全くないが、少なくとも、魂はないと、おもしろくはない。意外と技術が高くてもつまらない試合もある。でも、おもしろい=魂をかけても、負ける時は負ける。そもそものレベルが高い場合はなおさらだ。では、技術と魂、どちらを高めるのか?また、それを高めるために効果がある方法は何なのだろうか?
......どうしてこんなにやる気なんだろう。これは、老子の言葉と書をセットにした本を見たからかもしれない。ただ、なんとなくだが、闇雲に、がむしゃらに、がんばろうというカンジはしない。ただ、毎日本を読み、簿記をやりこみ、ゲームで遊ぶ。それが幸せだ。
頼もしい、一歩。
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