うーん、全くやる気が起きなくなってシーズンを終えた。なんか、これじゃないんだ、これじゃない最終日だった。
その上で何が書けるかと言えば、反省しかないのでただただ書いていく。
まず、前期構築を見て使ってみたいというポケモンたちがいて、それを使っていた。なんというか、構築の完成度が高すぎて、少しでも崩して改善するイメージが全く湧かなかった。後述するどちらの構築も、全部のポケモンを広く選出するタイミングがあり、ポケモンを組み替えてこれからの環境に合わせて対策するイメージが浮かばなかった。
ということで、最終日もこの2つの構築を使って、ダメだったら別の構築で、と思ったのだが、どちらも対策にひっかかりまくった(前期上位なので当然である)ので、やる気を失った。
ということで、使った構築をまとめ、それを対策してきたポケモンを書くことで、今回流行したポケモンはこれじゃないか?という主張を書くことにする。
こりゃねぇよとブーブー文句を垂れる文が続くので、そういうのが苦手な人は今回は見ないでおいてください。と、予防線を張っておきます。
【目次】
・使用構築
・メタられた新型ポケモン
・おわりに
【使用構築】
当然無許可であるので、問題等ありましたら削除します。
ポケソルテキスト(https://sv.pokesol.com/calc)を使っています。ぜひとも使ってみてください。
繰り返しますが、どちらも使用感がとてもよく、自分が使っていてもシーズン中盤まで1000位台に安定して残ることのできる神構築でした。
①シーズン19 1位 うわっきーさんの構築
https://mega-salamance.hatenablog.com/entry/2024/07/02/010149
コライドン @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ほのお
特性: ひひいろのこどう
性格: いじっぱり
201(204)-198(196)-136(4)-94-122(12)-167(92)
フレアドライブ / ニトロチャージ / ドレインパンチ / とんぼがえり
ハバタクカミ @ こだわりメガネ
テラスタイプ: フェアリー
特性: こだいかっせい
性格: おくびょう
149(148)-54-88(100)-179(188)-156(4)-180(68) *A0
ムーンフォース / シャドーボール / ドレインキッス / ほろびのうた
ヘイラッシャ @ たべのこし
テラスタイプ: ほのお
特性: てんねん
性格: わんぱく
257(252)-120-176(196)-76-93(60)-48 *S16
まもる / あくび / ウェーブタックル / じわれ
ガチグマ(赫月) @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
189(4)-67-140-205(252)-85-104(252) *A0
ブラッドムーン / だいちのちから / しんくうは / あくび
グライオン @ どくどくだま
テラスタイプ: はがね
特性: ポイズンヒール
性格: わんぱく
179(228)-115-165(36)-58-126(244)-115
じしん / みがわり / まもる / どくどく
ハッサム @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: ひこう
特性: テクニシャン
性格: ゆうかん
177(252)-200(252)-121(4)-75-100-63 *S0
バレットパンチ / とんぼがえり / はたきおとす / ダブルウイング
自分が特に好きだったのは、シーズン19で自分が使った電気テラチョッキコライドンから明らかにレベルアップした炎テラ二トチャチョッキコライドンで、並み居るポケモンをぶち壊していくところである。ペリッパーで天候をとってくる相手にとんぼでテンポをとって半減フレドラで吹き飛ばした時は興奮した。
ハッサムもはたきとダブルウイングがめちゃくちゃ偉くて、はたきでゴツメや食べ残しをバチバチはたいた後に抜いていくの本当に天才だった。
あとはグライオンがこんなに使えるポケモンだったのか、というのもこの構築で初めて理解した。初手守るで毒って引くパターンと、後手から引き先として出して効率よく毒っていくパターンと、使うにつれて定石がわかっていくポケモンだなと思った。
②シーズン19 4位 ふかさんの構築
(https://fukada1215.hatenablog.com/entry/2024/07/03/120520)
ミライドン @ こだわりメガネ
テラスタイプ: フェアリー
特性: ハドロンエンジン
性格: ひかえめ
207(252)-94-120-187(116)-135-173(140)
イナズマドライブ / りゅうせいぐん / パラボラチャージ / マジカルシャイン
ウーラオス(連撃) @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: みず
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
177(12)-195(220)-151(244)-74-81(4)-121(28)
すいりゅうれんだ / インファイト / アイススピナー / アクアジェット
オーロンゲ @ ひかりのねんど
テラスタイプ: ほのお
特性: いたずらごころ
性格: しんちょう
202(252)-140-109(188)-103-114(68)-80
ソウルクラッシュ / でんじは / リフレクター / ひかりのかべ
【メタられた新型ポケモン】テラスタイプ: ほのお
特性: いたずらごころ
性格: しんちょう
202(252)-140-109(188)-103-114(68)-80
ソウルクラッシュ / でんじは / リフレクター / ひかりのかべ
テツノワダチ @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ゴースト
特性: クォークチャージ
性格: ようき
189(188)-133(4)-141(4)-82-120(236)-149(76)
じならし / はたきおとす / アイアンヘッド / がむしゃら
これらの構築がなければそもそもシーズン通してプレイしない可能性もあったので、ありがたいな、という話。
テラスタイプ: ゴースト
特性: クォークチャージ
性格: ようき
189(188)-133(4)-141(4)-82-120(236)-149(76)
じならし / はたきおとす / アイアンヘッド / がむしゃら
メタモン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: フェアリー
特性: かわりもの
性格: なまいき
155(252)-68-68-68-110(252)-47 *S0
へんしん
テラスタイプ: フェアリー
特性: かわりもの
性格: なまいき
155(252)-68-68-68-110(252)-47 *S0
へんしん
ゴチルゼル @ ふうせん
テラスタイプ: ゴースト
特性: かげふみ
性格: ずぶとい
177(252)-67-161(252)-115-130-86(4)
サイコノイズ / めいそう / ちょうはつ / ねむる
ミライドン構築の宿命、ドラゴン電気の一貫しない問題を、壁で解決して、メガネ火力を押し付けるのが強すぎる。パラボラチャージのゴリ押しが気持ちいい。
水ウーラオスが、いつの間にか通っている。最終局面で水テラス水流連打でぶち抜いていくの気持ちよすぎだろ。
ゴチルゼルも初めて使うポケモンだった。かげふみは使う側もかなりの択ゲーになるのだと痛感。ぽいぽい投げるポケモンではなく、そもそもぽいぽい投げる必要のない組み方をしてあるので、自分としては本当に勉強になったと思う。ラッキーをハメても、急所にビクビクする感覚があるというのは、使ってみなければわからないことだった。
テラスタイプ: ゴースト
特性: かげふみ
性格: ずぶとい
177(252)-67-161(252)-115-130-86(4)
サイコノイズ / めいそう / ちょうはつ / ねむる
ミライドン構築の宿命、ドラゴン電気の一貫しない問題を、壁で解決して、メガネ火力を押し付けるのが強すぎる。パラボラチャージのゴリ押しが気持ちいい。
水ウーラオスが、いつの間にか通っている。最終局面で水テラス水流連打でぶち抜いていくの気持ちよすぎだろ。
ゴチルゼルも初めて使うポケモンだった。かげふみは使う側もかなりの択ゲーになるのだと痛感。ぽいぽい投げるポケモンではなく、そもそもぽいぽい投げる必要のない組み方をしてあるので、自分としては本当に勉強になったと思う。ラッキーをハメても、急所にビクビクする感覚があるというのは、使ってみなければわからないことだった。
これらの構築がなければそもそもシーズン通してプレイしない可能性もあったので、ありがたいな、という話。
○電気テラスホウオウ
各々伝説枠は新型や、再評価されるものがいくつもあったと思うが、この電気テラスホウオウだけは別物である。
まず、ホウオウが入っている構築は割と受ける方向性にあり、ホウオウラッシャみたいなポケモンに、カミが組み込んであることが多かった。
そしてそれをミライドンでバチバチ殴ったり、飛行テラスハッサムでバチバチ殴ったりしていた。
しかし、シーズン末期にこのホウオウに複数回当たり、いやそれだけはムリ!いやそれだけはムリ!と繰り返しつぶやくハメになった。
まず、どちらも強い地面技のない構築だったので、有効打があまりないこと、なのに対ウーラオスや対ハバカミなどの性能が全く落ちないこと。これまでは草テラスや妖テラスなど、テラス後に苦しくなるポケモンが発生することが多かった。
ミライドンで妖テラスを切ると余裕をもって受けられる、炎テラコライドンにはブレバ地震でテラスしてもしなくても有効打がある、毒を撒いても再生力、なんだったら自己再生もある、普通に崩せなかった。
○ムゲンダイナ
択すぎる。大会で結果を残したムゲンダイナは受けループに入っているものだったが、当然メガネもいるし、食べ残しもいる。
殴ってくる型を切って、ゴチルでかげふみした瞬間降参をもらった以外は、まず負けていた。
ずーっとうだうだコスパ自己再生毒々されるイメージなのに、気づくとダイマ砲火炎放射ヘド爆どれかを打たれて一体持っていかれて、受けポケにずーっと受けられるのが不快だし、どうすればいいんや感が強すぎる。
いわゆる「テラスを切らせる」というのも、なぜかダイナにはできず、ミラコラ相手に突っ張ってくるダイナも一定数いて、自分が勝手に疑心暗鬼になってしまい、順張りの行動ができなかったり、受けがガチガチすぎて一生崩せなかったりした。
なんなんだろう、この「何やってもいなされるんじゃないか」感は。そして自分で使うとたいていうまく相手の型にかみ合わせられなくて勝てないんだよな。毒タイプキライ。
○はたき落とすグライオン
対ゴチルゼルとして、挑発がいるのは知っていた。しかし、地震を切ってはたきワンウェポンというのは思い切りすぎではないか。相手の身代わりどうすんだよ。
ゴチルゼル側は素早さで負けていて、防御極振りでも4回で倒れる。そこでこちらが瞑想→補助技を挑発で潰される→サイコノイズ連打だと、ギリギリ相手を倒す前にこっちが倒れてしまう。挑発読み攻撃技でいいとは思うのだが、苦しい。相手はこっちのアイテムに左右されないのに、こっちは挑発持ちかどうかわからず、地震なのかはたきなのかもわからず。
ちなみにこだわりスカーフもってフェアリーテラバしてくるグライオンにも当たった。おもしれーポケモン。
○積みコライドン
前期のチョッキコライの対抗として多分流行ったんだろうと思う、ビルドや剣舞を搭載したコライドン。ニトチャ、スケショも搭載していて、素早さもカバー。素直にすげー、と思った。
これまでも、スケショ鋼テラみたいなコライドンがいるとは思っていたが、かーなーりのコライドンが積み型になっていた。
メタモンか……。
○絶対毒まくキラフロル
これまでもずーっと毒菱は注目されてきたが、特殊技で回避する、ということもまた行われてきた。使用した2構築とも、毒を拒否する方法が対面的なものであり、構築単位で対策しているものではなかった。
ガチグマを出して、大地で圧をかけようとした瞬間、草テラス毒菱。キラースピンしながら退場。特性は毒化粧。いやどんだけ毒に技スペース割いてるんや。
これまでは、絶対ステロ撒いていたのだ。絶対。毒菱にこんなに賭けてくるキラフロルはさすがにいなかった。
ガチグマにハイボがないので、グライで詰まされた。苦しい……。
○ミラコラ許さないガラルマタドガス
これも、今までいたのだ。
気づくと、食べ残しを持ってメガネミライドンの前に出てきて、ゴリランダーと組んで全対応される。
気づくと、ゴツメを持ってコライドンとハッサムに同時に削りを入れてくる。
毒菱かなーと思ったら毒々、じゃあ始めから鋼タイプ出しときたかったよ。
じゃあ伝説出さない、パワーなさすぎる、ムリ!
そしてマタドガスがいる構築は、たいていミラコラ。相手は影響を受けない。それも不快。
○無限のパオジアン
あらゆる技を持っているパオジアンというポケモン。
当然持っている、つらら、かみ砕く。先制技、つぶて不意打ち。これもどっちも持ってます。
電気テラス。ラッシャに交換読みで打ってきます。
カタストロフィ、瓦割り。当然壁対策です。
剣舞。実は標準搭載です。
絶対零度、上振れ要素です。
技9個です。どのパオジアンも、全部これらを持っているように見える。
対面、崩し、役割破壊、すべての可能性を一体で担う。
できないことはサポートくらい。
もちろん、こっちが嫌な型な時だけ出てくるのはわかる、わかっているが、心境として切ることはできない。
カミは炎テラコライドンでほぼ何とかなるのに、剣舞ステラパオの不意打ちで、死に出しテラス済みコライが吹き飛ばされた時は心折れました。
【終わりに】
今月、なぜかパオジアンがどんどんどんどん好きになっていた。なぜかはわからない。強さの象徴が、カミカイリューからパオジアンに変わっていった。
ムゲンダイナとパオジアンの、技枠とっぱらいがぬぐえない限り、しょうもな感はなくならないのだろうか。
シーズン全体の取り組み方としては、レンタルに振り回されてしまったのが正直なところか。レベルの高いレンタルにあぐらをかいてしまい、向上心を失った。パーティをブラッシュアップしていく、いろいろなパーティを使いこなしていく、そういう遊びがなければ、なかなか楽しくプレイすることはできない。
しかし、いい構築でグライやゴチルを使えたというのは、経験としていいなぁと思う。あとメタモンもか。こういうポケモンは、稀に強烈に環境に刺さるので、手札として持っておいた方が強いのはわかるが、使ってみる勇気はなかなか出ないので、そういう意味ではいいシーズンになったのではないかと思う。
次の月末は、絶対最後に頑張るということができない。趣味としてのポケモンバトルは、やらないかなぁと思う。やるとしても真剣に、考えて、メモって、ということはやらないなぁと思う。
いやー、趣味として続けるには、体力的には簡単だが、時間的には難しい、それがポケモンなのかも。
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