タグ:映画


ようやっとこさ仕事、と思ったら、明らかにセキがひどく、ノドもガラガラというレベルではなくヒドくなってしまった。まともに発声しようとすると、カラカラのノドを通り過ぎるだけで、音を生成できない。ここで勇気の欠席。休む練習をしないと、あと30年も働けないので。休む特訓、といったところか。

『ショーシャンクの空に』を見る。何よりも、中盤ぐらいで、わざと刑期を伸ばしてでも刑務所暮らしをしたがったじいさんを説得して、そのじいさんが仮釈放された後首吊りしてしまったところが一番ぐっときた。何が人を死に至らしめるのか、何を希望としてもつことが彼にとってよかったのか、わからなくなるカンジが最高だった。実質、主人公はレッドだと思うのだが、このモーガン・フリーマンの演技もとてもよかった。表情から仕草から、キョドっているところ、大団円を迎えるところまで、とにかくすべてを表現しきっていた。彼の語りで大筋のストーリーが進むという、後語り式、シャーロックホームズみたいで、とても入りやすかった。

夕方からは、盆栽の動画を見ていたら終わった。2つ気づきがあり、1つはサザエさんで盆栽丸ごとひっくり返して怒られた次の回、平気で元に戻っているが、あれは植木鉢と木の根をハリガネでぐるぐる巻きにして固定しているので、全く不自然ではないこと。2つは、遺品整理をしている人が、盆栽を継ぐ人がいない、と言ってメルカリに出品とかしそうだな、ということ。そんなビジネス、ありそうだよな。また明日、楽しみが増えたな。


頼もしい、一歩。


ま、普通、くらいの起床だったな。午前の内にAと妻が散歩に行き、そのスキを見てボンゴレビアンコをアサリバージョンを作る。唐辛子を入れたら、Aはがっついたが、何回も泣きだしてしまった。さすがに辛すぎたか。チリペッパーチキチキボーンみたいなヤツはパクパク食べていたのになぁ。まぁ、とんでもなくおいしくできたからいいけどね。バジルもいい味出していた。

筋トレをしたが、30分くらいのトレーニングを週一なら、逆に疲れないという話はあるな。毎日とか、週二とかやるから、長時間だと感じるのだが、週一なら30分がちょうどいいように感じた。ムリせず続けるというのも、工夫が必要なようだ。

トイストーリー3を初めてみる。小さい箱庭の中の話なのだが、ドラマ性、アクション、キャラ、どれも一級品で、見てよかった。リトルグリーンメンたちが一番かわいいし、いい役回りだった。と思ったら、何年も前に買った、リトルグリーンメン型のカラビナの価値がアップした。

ポケモンも久しぶりにやった。サザンドラで詰ませるのがとっても快感なのだが、そもそもサザンドラで詰む構築が少ないという悲しさがある。でも、サフゴ、ママン、ドヒドみたいなパーティもちゃんといたので、ある程度出すことができた。まったり続けていこう。


頼もしい、一歩。


うーん、結局手の抜きどころがわからない一日だった。ただ、ずーっと戦闘状態ではなかっただけマシ、といったところか。思ったことはすぐ解消、これもできたがまぁ、できそうなことがしっかりできたというだけだ。いやいや。よくやった、よく行動した、と言えるだろう。

トイストーリーを、いきなり3から見ている。たしかに、これはピクサーと言えばコレ!これを続けながら、3も新しいものを取り入れれば、安定して見てもらえるものにはなるわなこれ。CG自体のデキもよければ、動きもめまぐるしくて、退屈しない。ピクサーなんて、記憶している限りシュガーラッシュが一番最近観た映画でウケる。映画なんて、見に行かないわな。Aが耐えられる場所の候補に、映画はない。

いつになっても、ゆる○○ラジオの興味ありそうなところだけ、が聞き終わらない。これは幸せか、呪いか。まぁ幸せだわな。


頼もしい、一歩。


友人から借りていた『ダークナイト』をようやっと観た。ずいぶん前の映画だけど、一応ネタバレありでの感想なので間をとります。





















まず書くべきは、バットマンがカッコいい。登場する物体の中で、バットスーツだけ特別マットな質感で、耳がかわいくて被膜が頼もしい。そして、ワイルドなドライビングをするバットマンの車もいいんだけど、ブルースの姿で乗ってるランボルギーニもデザインでカッコよすぎだろ。あの近未来感を見ているだけで、心が熱くなってくる。

ストーリーとしては、


①ゴッサムシティの異常性

②ジョーカーというイカれた、でもちゃんと悪役として成り立っているストーリーのうまさ

の2つに分けて書く。


①のゴッサムシティについては、前作バットマンビギンズも観たが安定の住みたくない町No1であることを今作も貫いている。マフィアが牛耳り、警察は機能せず、その結果表向きはどれだけ和やかに過ごすことができても、裏側では全員が全員に対して銃口を突き付け合っているような状態である。今作では、特にハービーやバットマンを差し出せ、となった時の住民の裏切り方がすごい。これは当然、バットマンの正義感を引き立たせるためなのだが、仮にもヒーローとして持ち上げよう、となっている人たちを、平気で自分の利益のために裏切るというのが、ゴッサムシティの悪いところ出てるなぁ~と思う。この世に悪があるとすれば、それは人の心だ、本当にそうなんだろうな。

②のジョーカーについて。これも非常に特徴的だ。ジョーカーの主たる目的は、「世界に混乱をもたらすこと」であり、たまたまバットマンというヒーローがいることに目をつけて、バットマンありきの混乱を世にもたらす。復讐や決裂が悪役像としてはよくあったり、悪役側にも悪役なりの正義があり、その対立によって悪役と位置付けられていたりして、ともすると後者は深みのある悪役、と呼ばれていたりする。

その点、ジョーカーは異質だ。理由も理屈も抜きにして相手を恐怖させるその姿は、まさに道化師、である。毎回、唇の傷の理由が変わったり、バットマンに「お前もオレも同類だ」というセリフがあったり、冷静に、つとめて冷静に、パニックを作るのである。これにまんまと利用されたのがハービーであり、その策を逆手にとるために、バットマンの結末が決まってしまう。秩序の反対は、個人の利益でしか動かない無秩序ではない。無秩序は、少なくとも個人の利益というルールに従って動いている。真の秩序の反対は、ジョーカーの生み出すような混沌、カオス、パニックなのかもしれない。

作中通してバットマンはこんなにも悩むのに、ジョーカーには悩むシーンなんて全くない。それがジョーカーのカリスマ性であり、ヴィランたる由縁なのだろう。バットマンは策を凝らし、市民にも助けられ、一部裏切られながら、その時の最適をひたすらに求めていく。それでも、その手のひらからは本当に助けたいものがこぼれ落ちていき、それがバットマンをむしばむ。


このヒーロー像が現代に生きる我々に向けられたメッセージだとしたら、本当に生きるのは大変になってしまったなぁと思う。



 <table cellpadding="0" cellspacing="0" border="0" style=" border:1px solid #ccc; width:300px;"><tbody><tr style="border-style:none;"><td style="vertical-align:top; border-style:none; padding:10px; width:44px;"><a href="https://rpx.a8.net/svt/ejp?a8mat=3YY9BM+ADAT2Q+2HOM+BWGDT&rakuten=y&a8ejpredirect=https%3A%2F%2Fhb.afl.rakuten.co.jp%2Fhgc%2Fg00q0724.2bo11c45.g00q0724.2bo12179%2Fa24010381192_3YY9BM_ADAT2Q_2HOM_BWGDT%3Fpc%3Dhttps%253A%252F%252Fitem.rakuten.co.jp%252Fbook%252F13530048%252F%26amp%3Bm%3Dhttp%253A%252F%252Fm.rakuten.co.jp%252Fbook%252Fi%252F17761266%252F" rel="nofollow"><img border="0" alt="" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4724/4548967244724.jpg?_ex=64x64" /></a></td><td style="font-size:12px; vertical-align:middle; border-style:none; padding:10px;"><p style="padding:0; margin:0;"><a href="https://rpx.a8.net/svt/ejp?a8mat=3YY9BM+ADAT2Q+2HOM+BWGDT&rakuten=y&a8ejpredirect=https%3A%2F%2Fhb.afl.rakuten.co.jp%2Fhgc%2Fg00q0724.2bo11c45.g00q0724.2bo12179%2Fa24010381192_3YY9BM_ADAT2Q_2HOM_BWGDT%3Fpc%3Dhttps%253A%252F%252Fitem.rakuten.co.jp%252Fbook%252F13530048%252F%26amp%3Bm%3Dhttp%253A%252F%252Fm.rakuten.co.jp%252Fbook%252Fi%252F17761266%252F" rel="nofollow">ダークナイト【Blu-ray】 [ クリスチャン・ベール ]</a></p><p style="color:#666; margin-top:5px line-height:1.5;">価格:<span style="font-size:14px; color:#C00; font-weight:bold;">1650円</span><br/><span style="font-size:10px; font-weight:normal;">(2024/2/18 12:46時点)</span><br/><span style="font-weight:bold;">感想(3件)</span></p></td></tr></tbody></table>
<img border="0" width="1" height="1" src="https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3YY9BM+ADAT2Q+2HOM+BWGDT" alt="">

↑このページのトップヘ