一日中、外にいて審判を延々としていた。といっても、何か判断を下す必要はなく、体調不良者や、ルールがわかっていない人をサポートする、というような、半分審判、半分サポーター、兼応援、という役割だった。しかしやしかし、ずーっと外でウロチョロしていると、太陽光線から確実にダメージを溜めさせられている。
シュークリームをもらい、帰り際にいっしょになった同僚からもう一個もらう。シュークリームが苦手な人っているんだなぁ。そして、この人が必要以上に未来を心配していない、イビピーオをとてもよく感じる。よく考えたら、妻からもイビピーオをよく感じる。多分、この世界にはちゃんとこれを信念としてもてる人がちゃんといるし、逆に未来を見まくるような人もいるのだ、ぼくのように。けれども、はじめ人間は、確実に後者の考え方は少数派だった。
書きたさがつのって先に単語だけ出したが、『ピダハン』は解説を聞いただけで絶対におもしろい。布教目的にピダハン族と交流した筆者が、イビピーオを始めとした、部族の文化・生活様式にふれ、逆に飲み込まれて無神論者になる、というあらすじ。これだけでおもしろい。原著を読もう、と思わせてくれる名プレゼンであるとともに、良本であろう。『夜と霧』がおもしろく読める人は、絶対楽しく読めることだろう。
頼もしい、一歩。