一日中眠かったけど、簿記をやっていた。会計を締めるという作業を延々と。ちょっと税関係の扱いがあやしい。まぁやりこなせばいい。
「時間とは、空間との関係によって成り立っているものであり、ただ、今の連続であり、間違っても前に進んでいるものではない。」という考えを見た。実際に観測できるのは、今しかないのでどうしてもそこにとらわれてしまいがちだ。それを点ではなく面で見ることで、真実が現れる、というか面でしか本当の「人生」というものはとらえることはできないのではないかと思う。点は、判断するにはあまりにも心もとないものだ。しかし、面は、点の連続であるので、点が全く重要でないと言われれば、それはウソになる。どちらも、見失わないことが大事だが、特に面は見えにくくなりやすいので、面に注目するくらいがちょうどいい。知恵袋で、21才で若い子としか結婚できる気がしないという男がいるが、これは20年以上続いている企業がつぶれない、と思って就活するようなもので、たくさんのポイントがある内の一つを拡大して見てしまう人間の性が出た例だと思う。これをゼロにすることは、意識的には難しいが、ふり返った時に、おかしな意見にとらわれていたなぁと思うことは往々にしてある。質問をした人も、多分忘れるころに若い人以外でもいいな、と思うだろう。「理想を下げて手に届くところに下げないといけない、これは絶望じゃない、手に届くところに下げて手に入れる可能性を上げることは希望と言うんだよ、希望と絶望が逆だよ!」と叫ぶ岡田斗司夫が好きなのだが、これと近い感覚だろうか。
頼もしい、一歩。